試合観戦記(2003年春季リーグ戦)


何と40イニング連続無失点継続中!

  ∇立教2回戦(5月18日)  (慶大2勝:勝ち点3

慶應義塾大学
立教大学

[慶]●小林康−安藤明
[立]本田、鶴井、小林、平田−高橋泰
【三】池辺(慶)
【二】中村2、池辺(慶) 比嘉(立)

 今日はたった2得点、投げては初先発の小林康が序盤やや打ちこまれ、最終回には1死満塁というヒヤヒヤものの場面を演出してくれたが、最終的には見事に完封勝利。優勝の望みを残したと同時に塾野球部としては今後を見据える上で非常に大きな収穫となった試合だと思う。また、3番池辺も3安打2打点と今日は“らしさ”を見せてくれたし、昨日2本塁打の中村は今日も2塁打2本と好調ぶりをアピールした。心配なのは昨日、今日とノーヒットに終わってしまった4番早川。彼の不調により、先述の2人の好調さを十分に活かす事が出来ていないように感じる。早稲田戦までの2週間で何とか持ち直して欲しい。
 今日は第2試合の明早戦も最後まで観戦した。序盤、早稲田の鳥谷、武内の物凄い打球を見せつけられた時は慶早戦での勝ち目はあるだろうか?と不安になったが、終わってみればリリーフ佐藤賢の好投で明治の勝利。早稲田も無敵ではない事が証明された。そして、塾野球部の記録をよくよく見てみれば何と現在40イニング連続無失点である。これは2週間後に向けての好材料ではないだろうか?
 明日早稲田が明治から勝ち点を挙げれば、その時点で慶應の自力優勝が復活する。まずは明日の早稲田に期待したい。そして今日、應援指導部の鈴木主将が塾生注目の中でこのような言葉を発した。「我々はヒットを打つ事は出来ないが、応援の力でヒットを打たせる事は出来る筈だ!」非常にうなずける言葉である。慶應ファンの皆さん、早稲田戦はグラウンドもスタンドも一体となった“全員野球”で優勝を引き寄せましょう!

2003年05月18日 22時26分02秒



不安は辛勝という事実以外にも・・・

  ∇東大1回戦(5月3日)  (慶大1勝)

東京大学
慶應義塾大学

[東]山下、近藤、木村−河原
[慶]●清見、川口−安藤明
【本】松田(慶)
【二】堤野(慶) 北野(東)

 今日の試合は東大のここ一番での「勝負弱さ」に助けられた試合だった。エース清見は初回からランナーを背負う苦しい展開。3、4回あたりは無難に切り抜けるも、以降も度々安打され9回リリーフの川口の分も含めれば、何と被安打9。
 それに対して慶應打線は東大の先発山下を中々捕らえる事が出来ず、序盤3回まではノーヒットノーラン。しかも3回には四球で出塁していた堤野が2塁上で牽制アウトを喫するというおまけ付きだった。4回に先頭打者の松田がレフトへソロHRを放ち、いつもの東大戦の展開へ持ちこめるか?と期待させたが、結局リリーフの近藤、木村を捕らえるまでには至らず、チャンスを迎えてもあと一押しが足りない展開。結局3安打に終わり、1−0の辛勝だった。
 振りかえってみると、打線の不調も気になるところではあったが今日は東大の堅守も誉めるべきかもしれない。普段はエラーが付き物のイメージも否めないが、今日はノーエラーだった。東大にとって勝負の分かれ目となったのは7回の攻撃だろう。ランナーを2人置く場面で打者はこれまで好投の山下。ここで三角監督は勝負に出て代打を送るも結局得点できなかった。
 ところで心配なのはエース清見。最終回マウンド上で投球練習を始めるかという時に突如足が痙攣を起こしたのか座り込んでしまった。結局立ち上がる事が出来ず控え選手たちに担がれて退場。来週の慶應は試合が無いものの、今後の当番回避などという事になれば優勝争いどころではなくなってしまうだろう。今日は東大に辛勝という結果だけでなく、別の不安材料まで出てしまうという後味の悪い試合だった。 

2003年05月04日 01時14分37秒



勝ち点は取れ!

  ∇明治2回戦(4月27日)  (1勝1敗)

明治大学
慶應義塾大学

[明]●一場−小林真
[慶]参鍋、川口、堀、日暮、小林基、小林康−安藤明
【本】池辺(慶)
【二】原島(明)

 四死球が勝敗を分けたであろうか。慶應は投手陣が打ちこまれたというよりも、何度か迎えたピンチの場面を凌いだ印象の方が強かった。しかし、序盤から与四死球が多く、そのランナーをホームに返してしまう展開で結局3失点。逆に選んだ四死球5個に対しての得点はゼロ。今日の試合では清見が登板しない第2戦の投手力の弱さと同時にチャンスでの勝負弱さも見せつけてしまったかも知れない。
 しかし、今日は中身のある敗戦だったようにも思う。2番手投手川口の好投、金本、岡崎、金森といった一年生トリオの代打出場を見る事が出来たし、早川以外の塾高陣の登場(菊地、林、堀、村上)もあった。最終回も得点こそならなかったが、満塁のチャンスを作り、サヨナラも有りうるか!?と期待させてくれた。昨秋のような手の施しようの無い敗戦とは全く違う内容だった。
 明日はエース清見が登板するだろう。明治は一場を連投させるのか、牛田が中1日で登板するのか、それとも岡本で来るのか分からないが、塾野球部が今日の敗戦で得られたものも沢山有る筈。それを糧にすれば明日は負ける訳が無い。100周年記念慶早戦を全勝同士で争う事は出来無くなったが、勝ち点4同士完全優勝を争う事はまだ出来る!

2003年04月27日 17時14分07秒



粘って連勝

  ∇法政2回戦(4月13日)  (慶大2勝:勝ち点1

慶應義塾大学
法政大学

[慶]参鍋、川口、小林康、●清見−安藤明
[法]松本祥、荒瀬、中野、下敷領、山下哲−新里
【本】中村(慶)
【三】村上(法)
【二】安藤明、池辺(慶) 村上、佐々木(法)

 2戦目は誰が先発するのだろうか?今日はそれを密かな楽しみにして球場へ向かった。やがて新体制となった應援指導部によるエール交換が始まり、スタメン紹介のアナウンスが行われた。「ピッチャー参鍋君、甲陽学院高校」私は小林基、鴛海といった投手を予想していたのでこれにはちょっと意外な感じがしたが、以前菊地副将がHPで紹介したことのある投手だったので「遂に先発の機会が巡ってきたな!」という嬉しい気持ちもすぐに湧き上がってきた。
 試合は序盤から動きの激しい展開となった。2回に慶應が先制すれば、すかさず法政も追いつく。3回には5番中村が見事な3ランHRを放つが、その裏、コントロールの乱れ始めた参鍋に対して 法政打線も直ぐに追い上げをかけてきた。参鍋は残念だがこの回の途中で降板となった。鬼嶋監督に交替を告げられても「まだ投げさせてくれ!」と訴えるようにマウンドに立ちつくしていた姿が印象的だった。
 その後は一転して両チームともランナーは出すもののあと一本が出ない、という観戦する側としては一番やきもきさせられる展開となった。慶應は川口、小林康、法政は荒瀬、中野と投手リレーを行うが 両者ランナーを抱えながらも凌いでいく。しかし、昨秋の慶應を覚えているファンとしてはどうしても法政が押し気味に見えてしまう。その為、慶應小林が7回に1点を許した時はこのまま逆転されてしまうのか!?と思わざるを得なかった。
 だが、その時マウンドに背番号19が向かった。そう昨日好投したばかりのエース清見である。幾らなんでも連投となると相手もそうそう簡単には打ち取られないのでは?とも思ったが、素人のそんな心配はご無用であった。この交替劇により慶應の雰囲気は一変した。清見はその後を無得点に抑え、打撃陣も9回に四死球からチャンスを迎えるとこれまでヒットの無かった4番早川がタイムリーを放ち、勝利を決定づける1点をもぎ取った。そして試合終了、見事法政から勝ち点1をゲット。塾野球部はこの上ないスタートを切った。次は再来週の明治戦。ここを乗り切って高橋由伸主将の代以来となる春季リーグ戦優勝へ向けて波に乗って欲しいものだ。

2003年04月13日 19時41分47秒


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