試合観戦記(2002年秋季大会)


番外編:「紺碧」は第二球場でも鳴り響く!

  ∇東京大会2回戦(10月13日:神宮第二球場)

日大一
早稲田実業

 プロフィールにもある通り、私は東京六大学系列校も応援している。そんな訳で日程的に余裕のある時は慶應以外のチームの試合も観戦に行く事がある。今回はダイエーの王監督や荒木大輔氏を輩出した早実の試合観戦記を掲載させて頂くことにしたい。
 ちなみに今日は秋季東京大会2回戦、勝てばベスト8進出となる試合である。東京の場合、秋は関東大会へは参加しないのでここで優勝、準優勝すれば選抜はグッと近くなる仕組みとなっている。早実はブロック予選で優勝しながらも組み合わせの結果1回戦からの登場となった為、今日が2試合目となる。一方の日大一高は今日が初戦である。
 試合の方は序盤から膠着状態が続いた。早実は日大一高エースの変則的投法に苦しみつつもランナーを出すが杜撰な走塁が重なり、しばらく無得点。日大一高は早実のエースの前に中々チャンスを作れず無得点。しかし、6回に試合が動き日大一高が一死満塁という絶好のチャンスを作る。しかし、ここでは早実のエースが2者連続三振と意地を見せてピンチを切り抜けた。そして迎えた8回裏、早実の3番4番が連続ソロHRを放ち、球場では「紺碧の空」が鳴り響く。ついに均衡が破れ2−0そのまま早実がベスト8進出を決めた。
 今日は両チームとも締まっていて良いゲームを見せてもらったと思う。特に両チームとも守備が素晴らしく、個人的には東京大会と言うと荒れる印象が強いので良い意味で意外な感じがした。また、狭い神宮第二ながらも両チームともリーダー、吹奏楽を交えた応援を行っていて、そちらの方も楽しめた。早実は最近共学化したが応援席には女子生徒の姿も見受けられて、今日は伝統校の新たな歴史の始まりを感じた日でもあった。

2002年10月13日 19時58分47秒


悔しさは春に繋げ!

  ∇県大会3回戦(9月14日:日吉台野球場)

日大高
慶應義塾

[慶]落合−鹿内

 心配された天気の方は何とか持ち、試合は予定通り行われた。 ちなみに私自身にとってはあの悪夢の98年秋季関東大会の柏稜戦以来となる秋の塾高野球部だった。
 さて、試合の方は6回まで両チーム無得点。 スコア上では投手戦だったかのように見えるが 日大高が度々ヒット、四球によるランナーを出しておりやや押し気味の展開だった。一方、塾高打線は奮わず、相手エースに追い込まれた後に外角のボール球を振らされて三振、と言うパターンが目に付いた。また、エース落合も序盤はヒットされても何とか抑えてきたが、終盤に差し掛かると日大打線に捕まってしまい、当たりの良い打球を度々飛ばされてしまった。7回、8回は両チームとも守りの乱れも出て得点が入ったのだが、この辺りは悪い意味で「やはり高校野球だなぁ」という印象だった。でもやはり、塾高には2アウトからの与四球やバント処理でのお見合いは避けて欲しかった。どうせなら積極的に行ってのミスの方が良かった。
 結局、打線の元気さと守りのミスの差が出る形で日大高が勝利、日吉ダービーを制した訳だが、全体的に今日の塾高は何だか迫力が欠けていたような気がした。夏のベスト8メンバーが多数残っている事が逆に裏目に出たと言うか 相手に対して受身にまわってしまったような印象。今年は関東大会が地元で行われる為、神奈川の出場枠も3校、バッテリーはじめ、夏からのレギュラーも数人残っておりチャンスかと思われたものの、残念ながらその夢は絶たれてしまった。しかし、ここ数年の戦績を見ればわかる通り、塾高が本領発揮するのは基本的には春夏の大会だと思う。特に夏の大会ではきっちりチームを仕上げて来ている印象が非常に強い。長い冬を越えてまた春に一段と強くなった塾高野球部を見たいと思う。頑張れ塾高野球部!

2002年09月15日 02時15分09秒


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